床矯正orthodontic
お子さんの歯並び今のままで大丈夫?
お子さんの歯並びの状態は、早めに知ってるか知っていないかです。
それによってその後のお金と時間が大きく変わる可能性があります。
まずはどの状態か確認。自分のお子さんはどのタイプなのか。
左右的なスペース不足や軽い歯並びの改善程度なら今のうちからやれば、歯を抜かなくてすむかもしれません。
骨格的及び遺伝的な症例の場合は矯正専門医院に検査、紹介させていただくこともあります。
じゃあ床矯正って何?
一般的に矯正治療とは、歯にワイヤーをびっしり張って歯並びを改善するとイメージされる方が多いと思われます。
そういった矯正治療は術者に技術に大きく依存します。
しかし、床矯正の場合、取り外しのできる装置のため、患者さんの努力に大きく依存します。そして、スペースのないところに無理やりスペースを作るのではなく、顎の成長を手伝ってあげることによりスペースを獲得します。
よって抜歯の可能性も大幅に下げることができます。このように患者さん主体のため比較的安価で矯正治療ができるのです。
床矯正は成長期のお子様の歯並び改善を目的とした治療方法で、6歳〜7歳くらいに治療を始めるのが望ましいと言えます。
まずはどの型かを考えよう。
床矯正の使用法
■床矯正治療は6~7歳から始めるのが良いでしょう。ただし、受け口の場合は幼稚園児の内に治す方が良いでしょう。
■装着は一日14時間を目安に装着してもらいます。(学校につけて行かなければならないわけではありません)
■専用の器具によってねじ回しを週に三回(一週間で90°)回してしていただきます。1か月で1ミリ広がります。
これを毎日、毎週繰り返し、約一ヶ月に一回チェックをします。
9から10歳頃の犬歯が生えてくるまでに前歯のガタガタをまず治してしまおうというのがひとつの目標です。(犬歯が生えてからの矯正スタートはかなり出遅れた状態になります。)
清掃法は普通に水洗いと歯ブラシでおこなってもらってかまいません。簡単です。
毎日装着することが大事です!!
ネジを巻いて、歯の並ぶスペースを作ります
メリット
- 軽度の歯並びを改善できる
- 抜歯が必要と思われる症例が,歯列拡大により非抜歯に移行する可能性がある
- 非侵襲的でほぼ可逆的な治療であり,リスクが少ない
- 多数の高価な矯正専用器材や大掛かりな設備がなくても治療できる
- 歯列不正による顎運動障害を成長の早期に解消することで,その後の正常な発育成長により顔貌の改善も期待できる
- 一般的なマルチブラケット装置による矯正治療よりも治療費が安くすむ場合が多い
- 患者さん自身の手で取り外しできる
デメリット
- 患者さん本人が床装置を歯列に装着し、拡大スクリューを広げない限り治療が進まない
- 床装置装着時は異物感があり、最初は発音しづらい
- 歯列拡大後は後戻りが起こる(付けない日が続くと後戻りしてしまう。)
- 水平的に拡大はできるが,垂直的な歯の移動ができにくい
- 重度の歯列不正は治療困難で適応症がかぎられている
- 欠点を最小限に抑えられるのが低年齢児のうちに治療を開始することです
床矯正料金 (消費税別)
相談料 | 無料 |
---|---|
印象料、診断料 | 10000円 |
装置料(上顎、下顎用) | 24万円 (1回限り) |
調整料 | 1500円(約半年ごとの再製料含む) |
before after
0565-27-9711