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患者様の声

メニエール症候群の患者様の体験談 豊田市 永覚歯科クリニック

2013/03/26

109        H12,3,10
性別 男
年齢 40才

初診日 H9,3,8 スプリントセット(夜だけ) H9,5,24 スプリントセット(1日中) H9,12,20 歯にもるスプリントH10,11,9 親知らず (右)H11,7,31 (左)H11,8,21 金属(ほてつ) (左)H11,10,9 (右)H11,10,16

*消失した(軽くなった)症状
1、(右)耳鳴り100%→0% 〈親知らずが主原因〉 H11,9(済)
2、慢性頭痛80%→5% 〈全体的咬合わせ治療〉 H,11,1(済)
3、首の凝り100%→20% 〈毎日続けれる運動必要(水泳)〉 H11,1(済)
4、肩こり100%→30% 〈デスクワークの仕事が多い為〉 未完
5、腸の調子90%→10% 〈ストレスの解消方法 今後検討〉 H11,1(済)

私は約3年前に体調を崩し、この医院にお世話になりました。始めの状態は、サラリーマンとしても、年代的にも責任を持つ、重大な役割が多く、自分自身の性分としても、どうしても仕事の終わりを「キチッ」としないと、すまない所があり、年代を逐うごとに、これがストレスとして精神的にも、苦痛な状態の日々が続いていました。
特に、頭痛や肩凝りは、慢性状態で風邪などひいた時は、治りにくく、わりきれない性格もあり、どうしても無理をしていました。そして倒頭、耳鳴りや、人混みの中に入ると動悸、冷や汗をひどくかくといった自律神経自体もバランスを崩し、大きな病院で、脳の状態、MRI、CRTと各検査後、メニエール症候群とか自律神経失調症と病名はつくのですが、どう原因があるかという内容については特にアドバイスがありませんてした。
耳鼻咽喉科や、胃の内視鏡まで見る、自分なりに原因を捜す日々を続け、そして歯科にまで辿り着いたのでした。たまたま妻が、この医院にお世話になっており、咬み合わせの影響について色々聞き、半信半疑だけど自分の状態からは わらをもつかむ想いで一度、先生にまかせようと思いました。始めは顎の状態が悪いと判断され、とにかく長年付き合った前歯2本(これ結構気に入っていた)を抜き、出っ歯にして下顎を前に出すことから始まりました。改造人間の開始です。顔つきが変わってしまいましたが、これも直す為と決断して前向きに進むことにしました。そして、スプリントセット(夜だけから1日中)と、このスプリントに慣れるまで1年、これはやはり通常では苦痛で前半はあまりしていませんでした。しかし自分なりに体調との関係を調査し、つけた時はどうであったか?はずせばどうだ?と、自分の体が実験台ですので自分で判断し、進める事にしました。その後、何度も症状を先生に相談し、調整を続け、1日中つけていても調子が良く、歯に盛るスプリントと変更していきました。
そして、親知らずへと真因をつかみ、抜くことにして、今日の金属に変更で最終となりました。この何年かでわかったこととして、
一つ目は、今まで歯医者に行けば虫歯で悪くなった歯は金属に変わりますが、そのできる間どうしても低くなっています。そして金属に入れる時には人はどうしても、その部分に違和感を感じ、高く感じる為、医者が判断できない場合、患者に聞いて高い低いかで削っている歯医者がほとんどだと思います。もちろん患者は今まで無かった所に物が入る為、当れば高く感じ削ります。これが続く為、全体に咬み合わせの必要な所がうまく当らず前歯と奥歯だけが強く当たる状態となるケースが以外と多いのではないかと思います。これが出来ない歯医者は仕事をやりとげた判断がつかない仕事をしているといっても過言ではないと思います。
二つ目は、私の場合は特にですが、体の調子(たとえば風邪をひいてる等)とか、ストレスの波によって治療が適していたかに対しては、どちらの原因が大きいのか判断がつきにくく、すぐには効果(結果)が出ませんでした。このケースは今後、ストレス社会の中で多分に考えれると思います。咬み合わせの結果を得るにも、データとして内科的内容も今後、層別や関係を見るべき所は必要と思われます。歯医者も咬み合わせが悪くなっている症状のひどい人は、精神的にも問題を考えるべく情報を収集できる手段を考え、両者を密にして総合的に検査できる体制の世界も創っていくべきだと思います。
三つ目は、私の場合10代から卓球、テニスなど右側を主にするスポーツしかやっておらず、常に右肩、右腕に負担をかけてきました。これも一つの要因であることだと思います。治療途中に少し水泳をやってみましたが、この時はかなり体が軽くなり、一時的に良くなったことは経験済みです。ただし残業や会議で続けることができず、結局タバコやコーヒーの量も多く、これについては反省すべきであると考えます。私の様に右を主に使用する者は、少し右が軽めに咬み合わせ調整してくださるのが一番よく、この状態だと首や背中への痛みが均一になりよりバランスを保てることもわかりました。
また四つ目は、二つ目にも述べてきた様に患者と医者との間でのデーター分析として、色々と試行錯誤して考えてくださっている点はよくわかります。ただ、相関を調査するにあたり、かなり精神的にまいっていた私のケースの様な場合は1週間単位で治療していることから、重点指向して関係すべき分野とてらし合わさないと、ほんとうの原因がなかなか見えてこない気がします。ただこれは患者にとっても毎日を考えることは日記を書くことと同様に負担になります。また先生にとってもデーターを分析することは非常に労力を要することとも思えます。しかし折角良いことをして下さる先生の仕事がカンコツだけの世界で終わってしまうには今後のあらゆる場で報告するにあたっても解視化したデーターを残すことが重要である気がします。今後、総合的に取り組む必要のある患者には、着想、独創性のある工夫した進め方を期待しています。
最後に、咬み合わせ技術の分野では我々の仕事と近く、設備造り分野での治現仕上げ、型の世界である1/100ミリを手仕上げで出す工夫については歯科のみならず色々な社会見学で、まったく違う世界の仕事を見て頂き、更なる進化を進めて頂きたく思います。まだ、完全に体の調子が良いわけではありませんが、咬み合わせ治療が精神の安定や、慢性頭痛、肩凝りなど、多くの病気が関係していることも身を持って知ることができました。時に私のケースの様に、自律神経までおよぼしてしまった人にはなかなか回復できません。3年はかかるものと考えて頂き、これからも患者の身になって考えてくださる先生を応援いたします。今後もよろしくお願いいたします。

平成12,2,6 記入

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